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「果てなき渇望―ボディビルに憑かれた人々」を読んだ感想

この本を知ったきっかけはつい最近合戸孝二さんというボディビル界のレジェンドの方が「執念 覚悟に挑む狂気」という自伝を出版され、それがきっかけでかつてから人気のあったこの本の存在を知った。

「執念 覚悟に挑む狂気」はまだ読めていないが、今度読んでこちらもレビューをしていきたい。

果てなき渇望に話を戻すが、この本を読んだあとの率直な感想としては、「この人達、やばい」だ。

この作品は出てくる人達に対してのインタビューが多く含まれている。作者からみた登場人物だけでなく、登場人物の生々しい言葉、考え方、苦悩がこれでもかと伝わってくる

登場人物の考え方(例えば体を大きくするために薬物を使う)はとても理にかなっていてその考え方には共感できるものもある。しかしそれを実際に行動に移せるかどうかは別問題なのだ。

筋トレをして体を極限まで誰よりも大きくするためには私生活や交友関係を削っていかなければならないのは理解できるだろう。

しかし、ほとんどの人間はある程度で妥協をしてしまう。それが正しいかは置いておいて、妥協をしなければならない状況になる。

だが、彼ら彼女らは妥協しないのだ。いや、妥協しないのではなく、妥協できない。自分の理想とするものに少しでも近付くために一切の妥協を許せないのだ。

妥協してしまってもいいかもしれない。別に自分が妥協したからといって誰も悲しまない。だがそれでも彼らは妥協しない道に進もうとする。

その先に何があるかもわからず、栄光を掴んだとしてもその後に自分がどうなってしまうかも分からない。

ボディビルとはあらゆる意味で究極のスポーツだなと改めて再認識できた。ボディビルは具体的すぎるのだ。挙げられる重量や体重、努力できる部分も明確だ。

他のスポーツと違って他人の協力を必要としない。ただただ己の精神力だけが試される。

そして精神力が試されていることを知っているがために妥協できないのだ。妥協を許すということは精神力が弱かったという証明にほかならない。

一度その世界に身を置くと決心した人にとって心の渇きが満たされるときがくるのだろうか。

僕はこの本を読んで、自分の心の甘さを見透かされているような気持ちになった。

「やれるだけの努力をしているのか」「もっとやれることはないのか」「本気で力を出し尽くしたか?」

まだまだやれる余地はもっとある。自分にはまだまだ伸びしろがあるはずだ。

極限まで努力をしている人たちのメッセージを読むことで人生に対しての熱い思いがこみ上げてくる一冊でした。

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